ダンボール警察24時 パート５-前編-■アースダンボール メルマガVOL130■2022年3月号
プルルル～、、プルルル～、、ガチャ！
『はい、ダンボール警察捜査一課！な、なに～！』（￣□￣；）
『デカチョー！ 事件ですか？』(・`_´・)
『ああいや、事件というか捜索願いだ。
児童養護施設"ひまわり園"まで行ってくれ』（￣□￣；）
『了解です。おやっさん、行きましょう！！』(・`_´・)
『あ～、俺はちょっと別の事件の調べものでな。
若ぞう、悪いがお前一人で行ってくれ』(￣△￣)
『ええ？は、はい、わかりました。じゃあ・・・』(・`_´・?)
（いつもは我先に飛び出すくせに・・・。
おやっさん、なんか様子が変だったな・・・）(-＿-)ｳｰﾑ
（´o｀)п(´o｀)п(´o｀)п
****************************
ダンボール警察。人呼んでダンポリス。
ダンボールに関する事件解決に特化、設立された特殊警察だ。
定年間近ノンキャリアベテラン刑事 "おやっさん" (￣△￣)
おやっさんのバディで熱血若手刑事 "若ぞう" (・`_´・)
科学捜査研究所の美人主任(科捜研の女) "カトリーヌ" (~-~)
これは、彼等３人の汗と涙と印刷インクの匂いの物語。
（なんと今回でパート５！）
（´o｀)п(´o｀)п(´o｀)п
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★★★ 事件現場に到着・・・・ ★★★━━━―…‥・
『ダンボール警察捜査一課の"若ぞう"です』∠(・`_´・)
『園長の柴崎です。ご足労ありがとうございます。
私みたいな普通のおばさんが園長で驚きました？』(´ω｀)
『いえいえそんな、立派なお仕事ですね』(・`_´・)
『ありがとうございます。早速なんですが、
この箱の送り主を探して頂きたいのです・・・』(´ω｀)
『この箱の送り主？
箱全体にひまわりが印刷されてる綺麗な箱だ』(・`_´・)
『私がこの園を開いたのが今から５年前。
その開園当初から毎月箱が送られて来てまして。
箱の中身は子供達への送りや、衣服や生活用品など色々で、
とてもありがたいものばかりです。そしていつも箱の中に
"足長おじさんより"というメモがあるだけで。
箱も毎回"街の便利屋さん"が届けに来て下さるんですが、
"配達だけして欲しい"という依頼をされているらしく、
依頼主さんの事を教えては頂けないのです。ただ・・・』(´ω｀)
『ただ、なんですか？』(・`_´・)
『ただ、最初は普通のダンボール箱で届いたんですが、
２年ほど前から綺麗なフルカラー箱で届くようになって。
１回で複数箱の時もありかれこれ３０箱程になりました。
箱全体にひまわりのフルカラー写真が印刷されています。
ひまわりは私が一番好きな花で、園の名前にもしました。
送り主は私のひまわり好きを知っている人ではないかと。
いや、それより何より、いつかちゃんとお礼が言いたい。
もしかしたら、この印刷箱から送り主がわからないかと。
そう思って今回ダンボール警察さんにお願いを・・・
こうして箱も全て捨てずにとってあるんです』(´ω｀)
『なるほど・・・これは刑事としての只の勘ですが、
送り主は貴方を心から大切に想ってる人ですね』(・`_´・)
『それにね、刑事さん、この箱達をこうして並べると、
・・・ほら！ ひまわり畑に居るみたいでしょ！』(´ω｀)
『本当だ！ダンボール箱でこんな事もできるんですね！』
『素敵でしょ。あ、刑事さん、そう言えば！』(´ω｀)
『はい、何でしょう？』(・`_´・)
『私の父も警察官だったんですよ。
私が４歳の頃の記憶なのでうる覚えですけど』(´ω｀)
『４歳の頃？』(・`_´・)
『事情があって４歳で父と離れて暮らすことに』(´ω｀)
『そ、そうでしたか。今なぜその事を？』(・`_´・)
『すみません。刑事さん、若ぞうさんを見ていたら、
何故かふとあの頃の記憶が頭に浮かんできて・・・
父とひまわり畑に行った時の思い出の記憶です』(´ω｀)
『そうでしたか。その後お父様とは？』(・`_´・)
『それ以降、父とは全く・・・
警察官を続けていればもう定年する頃かと』(´ω｀)
『そうでしたか、いや実はね、今日は一緒に来なかったけど、
僕のバディは定年間近の愛称"おやっさん"って人でね。
いつも一緒だから匂いが浸みついてるのかな～』(・`_´・)
『うふふふ、そうかもしれませんね』(´ω｀)
『ではこの案件、調査してみます』∠(・`_´・)
『はい、どうぞ宜しくお願い致します』(´ω｀)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『じゃあこの３０箱のダンボールを科捜研に持ってくか！
にしてもおやっさん、他の捜査って一体・・・？』(・`_´・)
～次号、後編へつづく～
To Be Continued
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次号予告・・・
科捜研の美人主任カトリーヌが告げた調査結果とは！？
そしておやっさん刑事が捜査に同行しなかった訳は！？
そして遂に若ぞう刑事が "足長おじさん" に迫る！？
次回配信は見逃せない！！、かも(~~;)
━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
お陰様でこのメルマガも足かけ９年になり、
この『ダンボール警察２４時』シリーズも
今回で５作目となりました。
ダンボールの事件や問題を捜査、解決するという、
まったくもってベタなストーリーではありますが、
おやっさんや若ぞう、カトリーヌ達の姿は、
今日、明日の私達(弊社)の姿かもしれないと、
想像することがよくあります。
そしてそんな私達に依頼して下さる貴方を想像したり。
今日も貴方は誰かを想って頑張っていることでしょう。
明日も貴方は誰かを想って頑張ることでしょう。
そう思うと私達も今、頑張れます^^
最後までお読み下さりありがとうございました。
ｍ(＿＿；)ｍ
ライティング兼編集長：メリーゴーランド
『私がこの園を開いたのが今から５年前。
その開園当初から毎月箱が送られて来てまして。
箱の中身は子供達への送りや、衣服や生活用品など色々で、
とてもありがたいものばかりです。そしていつも箱の中に
"足長おじさんより"というメモがあるだけで。
箱も毎回"街の便利屋さん"が届けに来て下さるんですが、
"配達だけして欲しい"という依頼をされているらしく、
依頼主さんの事を教えては頂けないのです。ただ・・・』(´ω｀)
『ただ、なんですか？』(・`_´・)
『ただ、最初は普通のダンボール箱で届いたんですが、
２年ほど前から綺麗なフルカラー箱で届くようになって。
１回で複数箱の時もありかれこれ３０箱程になりました。
箱全体にひまわりのフルカラー写真が印刷されています。
ひまわりは私が一番好きな花で、園の名前にもしました。
送り主は私のひまわり好きを知っている人ではないかと。
いや、それより何より、いつかちゃんとお礼が言いたい。
もしかしたら、この印刷箱から送り主がわからないかと。
そう思って今回ダンボール警察さんにお願いを・・・
こうして箱も全て捨てずにとってあるんです』(´ω｀)
『なるほど・・・これは刑事としての只の勘ですが、
送り主は貴方を心から大切に想ってる人ですね』(・`_´・)
『それにね、刑事さん、この箱達をこうして並べると、
・・・ほら！ ひまわり畑に居るみたいでしょ！』(´ω｀)
『本当だ！ダンボール箱でこんな事もできるんですね！』
『素敵でしょ。あ、刑事さん、そう言えば！』(´ω｀)
『はい、何でしょう？』(・`_´・)
『私の父も警察官だったんですよ。
私が４歳の頃の記憶なのでうる覚えですけど』(´ω｀)
『４歳の頃？』(・`_´・)
『事情があって４歳で父と離れて暮らすことに』(´ω｀)
『そ、そうでしたか。今なぜその事を？』(・`_´・)
『すみません。刑事さん、若ぞうさんを見ていたら、
何故かふとあの頃の記憶が頭に浮かんできて・・・
父とひまわり畑に行った時の思い出の記憶です』(´ω｀)
『そうでしたか。その後お父様とは？』(・`_´・)
『それ以降、父とは全く・・・
警察官を続けていればもう定年する頃かと』(´ω｀)
『そうでしたか、いや実はね、今日は一緒に来なかったけど、
僕のバディは定年間近の愛称"おやっさん"って人でね。
いつも一緒だから匂いが浸みついてるのかな～』(・`_´・)
『うふふふ、そうかもしれませんね』(´ω｀)
『ではこの案件、調査してみます』∠(・`_´・)
『はい、どうぞ宜しくお願い致します』(´ω｀)
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『じゃあこの３０箱のダンボールを科捜研に持ってくか！
にしてもおやっさん、他の捜査って一体・・・？』(・`_´・)
～次号、後編へつづく～
To Be Continued
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次号予告・・・
科捜研の美人主任カトリーヌが告げた調査結果とは！？
そしておやっさん刑事が捜査に同行しなかった訳は！？
そして遂に若ぞう刑事が "足長おじさん" に迫る！？
次回配信は見逃せない！！、かも(~~;)
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【編集後記】
お陰様でこのメルマガも足かけ９年になり、
この『ダンボール警察２４時』シリーズも
今回で５作目となりました。
ダンボールの事件や問題を捜査、解決するという、
まったくもってベタなストーリーではありますが、
おやっさんや若ぞう、カトリーヌ達の姿は、
今日、明日の私達(弊社)の姿かもしれないと、
想像することがよくあります。
そしてそんな私達に依頼して下さる貴方を想像したり。
今日も貴方は誰かを想って頑張っていることでしょう。
明日も貴方は誰かを想って頑張ることでしょう。
そう思うと私達も今、頑張れます^^
最後までお読み下さりありがとうございました。
ｍ(＿＿；)ｍ
ライティング兼編集長：メリーゴーランド
048-728-9202
