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ヤフネコで同梱依頼された場合は?2個口以上となった際の対処法も

個人間取引のできるインターネットオークションサイトのヤフオク!では、「まとめて取引」という機能があります。この機能により、落札者(購入者)は同じ出品者から複数の商品を落札したとき、同梱を依頼することが可能です。出品者・落札者ともにメリットのある機能ですが、ヤフネコ!パックで同梱依頼をされた場合は、出品者側にやや負担が生じる可能性があります。

ヤフネコ!パックとは、Yahoo!JAPANとヤマト運輸の連携により誕生した発送サービスです。郵便受けに投函できる小さな荷物や、専用ボックスに入る荷物を送れるサービスであることから、同梱依頼をされた場合は対応できない可能性もあります。

そこで今回は、ヤフネコ!パックで同梱依頼をされた場合の対応方法・対処法を徹底的に解説します。

 

1.ヤフネコ!パックで同梱依頼(まとめて取引の依頼)を受けた場合の対応方法

ヤフオク!では、落札した複数の商品を1つの取引にまとめることで、複数の商品をまとめて発送できる「まとめて取引」という仕組み・機能があります。2017年11月に一時停止した「同梱依頼」というシステムと同様のシステムとなっています。

個人出品の商品のみに適用可能な機能であり、まとめられる商品の上限は20件です。その他まとめて取引(同梱依頼)を依頼できるオークションの条件は、下記の通りとなっています。

まとめて取引(同梱依頼)の適用条件
  • ●落札から72時間(3日)以内
  • ●特定のカテゴリ(自動車・船舶・不動産・有価証券など)以外
  • ●取引ナビでの取引開始前
  • ●着払い発送ではない
  • ●決済方法・出品地域・送料負担が同一

また、まとめて取引(同梱依頼)には、下記のメリットがあります。

まとめて取引(同梱依頼)のメリット
  • ●複数商品の取引が1つにまとまるため、落札者・出品者ともに取引負担が軽減する
    (落札者:決済・受取・評価の負担減/出品者:梱包・発送の負担減)
  • ●落札者はまとめて取引した購入額にクーポン割引を適用できる

まとめて取引(同梱依頼)は、主に落札者にとってメリットの多い機能ですが、出品者にとって梱包や発送は取引において最大の負担となる部分でもあります。これらの負担を激減できる点は、大きなメリットとなるでしょう。

 

1-1.まとめて取引の流れ

出品者が落札者からまとめて取引の依頼を受けた場合は、下記のような流れで対応することが基本です。

(1)取引ナビでまとめて取引の依頼を確認する

落札者が出品者に対してまとめて取引を依頼すると、出品者の取引ナビに通知が届きます。「取引連絡」から「まとめて取引を確認する」をクリック・タップすると、まとめて取引が依頼された商品が一覧に表示されます。

依頼された商品を同梱できる場合は「まとめて取引をはじめる」をクリック・タップし、同梱できない場合は「単品で取引する」をクリック・タップしましょう。

(2)商品配送方法と送料を設定する

まとめて取引に対応することにより、元から定めていた配送方法が変更となる場合は、「別の配送方法を利用する」を選択し、送料も記入します。変更しない場合は「出品時に設定した配送方法を利用する」を選択してください。

配送方法・送料に問題がなければ、下にある「まとめて取引に同意する」をクリック・タップします。

(3)確認画面で内容を確認し、まとめて取引を開始する

配送方法と送料の設定ページで「まとめて取引に同意する」をクリック・タップすると、まとめて取引内容の最終確認画面が表示されます。取引対象の商品や配送方法・料金に一通り目を通した後、問題がないことを確認した上で、「決定する」をクリック・タップしましょう。まとめて取引に同意したことが落札者に通知され、落札者の確認が終了すれば、取引成立となります。その後の取引方法は、通常の取引ナビにおける手順と同様です。

 

1-2.まとめて取引の注意点

まとめて取引を行う際は、下記の2点に注意が必要です。

  • ●一度同意するとキャンセルできないため慎重に判断する
  • ●送料が高くなる場合は落札者と相談する

まとめて取引を依頼された後、出品者がまとめて取引に一度同意すると、キャンセルすることができません。発送方法を変更せざるを得なくなり、想像以上に送料が高くなってしまうという場合は、同意する前に一度落札者と相談することをおすすめします。

まとめて取引は単なる落札者都合の依頼であり、相談の上断ったとしても取引キャンセルとなるケースは基本的にありません。

 

2.【ヤフネコ!パック】同梱依頼された商品が2個口以上となった場合の3つの対処法

落札者から同梱依頼されたとしても、発送する荷物のサイズ・形状によっては、1つのダンボールにまとめて入れることが困難な場合があります。

特にヤフネコ!パックは、郵便受けに投函できるサイズの荷物や、2種類の専用ボックスに入るサイズの荷物であることが限られているため、まとめて取引の依頼により発送方法を変更しなければならないケースが大半となるのではないでしょうか。

ここでは、「ヤフネコ!パックで売れた荷物を発送したかったけど、1つのダンボールにまとめて入れることが困難となってしまった」という場合の対処法を3つ解説します。

 

2-1.工夫して1つのダンボールにまとめる

荷物によっては、ある工夫を加えることで1つのダンボールにまとめられ、ヤフネコ!パックのまままとめて取引を行うことが可能です。

〇詰め方を工夫する

比較的柔らかい素材の商品であれば、折りたたんだり多少の力を入れて詰め込んだりすることで1つのダンボールにまとめることができます。このとき、無理に詰めると商品を破損させてしまう可能性があるため、折りたたんだり詰め込んだりしても破損の心配がない商品のみに行いましょう。

〇ダンボールのサイズを変える

ヤフネコ!パックは、郵便受けに投函できるネコポスと、縦24.8センチ×横34センチの「薄型専用ボックス」と、縦25センチ×横20センチ×厚さ5センチの「専用ボックス」でいずれかで発送できる宅急便コンパクトの2つの配送サービスがあります。

本来、それぞれネコポスで発送しようとしていた商品の場合は、薄型専用ボックスもしくは専用ボックスに変更するなど、ダンボールのサイズを変えることもおすすめです。ダンボールのサイズが変わると、当然送料は高くなってしまうものの、ネコポスの送料は全国一律170円(税込)で、宅急便コンパクトは全国一律380円(税込)であり、210円というわずかな差額で済みます。なお、この金額は送料を「出品者負担」にした場合の金額です。

 

2-2.ヤフネコ!パック以外の方法で送る

ヤフネコ!パックのネコポス・宅急便コンパクトではどうしてもまとめて発送できない場合は、ヤフネコ!パック以外の方法で荷物を送りましょう。ヤフネコ!パック以外の方法で発送する場合は、下記の2通りを選択できます。

〇ヤフネコ!パックを使いながら別の配送方法も活用する

まとめて取引に同意した上で、一方の荷物はヤフネコ!パックで送り、他方は別の配送方法で送るという方法です。「売れた商品をすべてまとめて配送するよりも、小分けにしたほうが配送料金がかからない」という場合の選択肢となります。

しかし、ヤフネコ!パックは匿名配送となるため、配送方法にヤフネコ!パックを設定すると落札者の個人情報が取得できません。そのため、落札者の名前・住所を直接教えてもらう必要があります。また、まとめて取引を行ったにもかかわらず別々に商品を発送することとなるため、落札者の受取も別々となり不便です。落札者からの評価が落ちる可能性もあるため、おすすめできる方法ではありません。

〇ヤフネコ!パックをやめて別の方法を利用する

ヤフネコ!パックでの発送自体をやめて、1配送で2個口以上の荷物を発送する方法です。ヤフネコ!パックを使いながら別の配送方法も活用する方法とは異なり、落札者の受け取りが一度で済むというメリットがあります。また1つのダンボールにまとめず、複数のダンボールをまとめて発送する場合、配送会社による複数口の割引制度も適用される点が、出品者側のメリットです。

一方で、複数のダンボールをまとめて発送する場合も、落札者に個人情報を教えてもらう必要がある点はデメリットとなります。ヤフネコ!パックの配送方法では通常、1配送につき1つの荷物しか送れないためです。さらに、複数口の割引制度を活用するためには、複数個口を配送する配送サービス(宅急便・ゆうパック)を選ぶ必要があることも覚えておきましょう。

 

2-3. 同梱依頼(まとめて取引)を断る

同梱依頼は、落札者・出品者ともにメリットのある機能ですが、別々に配送するよりも送料がかかるなど、場合によっては出品者へのメリットがなくなる可能性も大いにあります。

ヤフネコ!パックを使いながら別の配送方法も活用したり、複数口で発送したりすれば、少なからず送料を抑えることができるため、無理に同梱依頼を受ける人も少なくありません。しかし、落札者に対して個人情報を聞くこととなる上、1つのダンボールにまとまっていないことから、落札者とのトラブルが生じたり、低い評価を受けてしまったりする可能性があります。

落札者から同梱依頼を受けたとしても、出品者は依頼を断ることが可能です。同梱依頼を断る権利は出品者側にきちんとあるため、断ったからと言ってトラブルが生じる心配はありません。同梱依頼を受けることで送料が高くなってしまう場合は、断ることもおすすめします。

 

まとめ

ヤフオク!の、「まとめて取引(同梱依頼)」では、落札した複数の商品を1つの取引にまとめ、2個口以上の商品をまとめて発送することが可能です。ヤフオク!で不用品や商品を出品する際は、まとめて取引を依頼されるケースも多々あるでしょう。このようなケースに備えて、あらかじめどのサイズの荷物にも適したダンボールを準備しておくことがおすすめです。

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