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ダンボールの切り方|おすすめの道具や綺麗にカットするコツも

工作やサイズ調整などの目的でダンボールをカットしたとき、端がガタガタになったり歪んでしまったりした経験はないでしょうか。ダンボールを切る際は、ダンボールの端をまっすぐにそろえることが大切です。単独でダンボールを使用する場合も組み合わせて使用する場合も、ダンボールの端が歪んでいると美しい仕上がりとはなりません。

今回は、ダンボールをまっすぐに切るために必要な事前準備と、道具別の切り方を解説します。綺麗にダンボールを切るためのコツも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

 

1.まっすぐにダンボールを切るための準備

まっすぐにダンボールを切るためには、ダンボールに刃を入れる前に下記の準備を行うことが重要です。

  • 裏ライナー側に印をつける
  • 寸法通りにつけた印に沿って丁寧に罫書きをする

まずは、ダンボールの裏ライナー側に目印をつけ、必要な寸法に合わせて罫書きをしましょう。なお、ライナーとは「ダンボールの凹凸をはさむ表裏の紙の部分」、罫書きとは「ダンボールを切るための下書き」のことです。

1枚程度であれば想定通りのサイズで測れるものの、「同形の短冊を10枚作る」などのケースでは、後のほうに測った罫書きの線が数mmズレていることがあります。そのため罫書きを行う際は、いきなり本番用のダンボールに書かずに、ダンボールを何枚か別に用意して練習することがおすすめです。

通常の定規で上手に罫書きできない場合は、「罫書きゲージ」を活用しましょう。罫書きゲージは「干」の字型をしており、ネジで固定することによって簡単に平行線が引ける道具です。寸法通りにつけた印に沿って、実際に切るラインを丁寧に罫書きすることで、ダンボールをまっすぐに切り出せます。

 

2.【道具別】ダンボールの切り方|おすすめの用具

ダンボールを切断加工する刃物類としては「カッター」「ハサミ」が一般的です。どちらも手軽に手に入るため、使い方自体に戸惑う人は少ない反面、ダンボールの上手な切り方はあまり知られていません。

ここでは、道具別のメリット・デメリットと、ダンボールをまっすぐ綺麗に切るための手順を紹介します。

 

2-1.カッターでダンボールを切る場合

カッターでダンボールを切る場合のメリット・デメリットは下記の通りです。

【メリット】

  • 切断面がつぶれない
  • 直線を切りやすい
  • ダンボールの真ん中をくり抜ける

【デメリット】

  • 切れ味が悪いと切断面がガタガタになる
  • 曲線や円を切りにくい

カッターでまっすぐにダンボールを切る方法は下記の通りです。

1 厚めの定規を当てる
ダンボールをまっすぐに切るときは、厚めの定規を当てると切りやすくなります。軽くて丈夫な竹定規がおすすめです。

2 カッターの刃を立て、罫書きに沿って裏ライナーを一度で切る
カッターの折口がダンボールに垂直となるように刃を立てた状態で切りましょう。一度で裏ライナーを切れば切り口がズレません。

3 中芯を二度、三度と分けて切る
1~3mmずつ切り込みを入れることで、軽い力でも失敗することなく綺麗に切り分けられます。

4 表ライナーを一度で切る
表ライナーは、一度で確実に切り分けましょう。机を傷つけないように、カッティングマットや不要なダンボールで保護することが大切です。

ダンボールを何枚も切る場合には、「ダンボールカッター」の利用がおすすめです。ダンボールカッターは、一般的なカッターよりも刃先が丸く、のこぎり状になっています。

けがのリスクが少ないため、子どもの工作用としても最適です。

おすすめダンボールカッター

ダンボールのこぎり(スライドダンちゃん)
  • 1238

手軽に自由な曲線カットができる段ダンボール用の簡易ノコギリ

特殊なギザ刃仕様。鋭い切れ味を生むギザ刃で段ボールだけでなく、錆に強いステンレス刃物鋼を使用し、両刃の為どちらからでもカットが可能です。刃が収納できるスライドタイプなので持ち運びにも便利です。太い柄は力が入りやすく各現場で高い支持を集めています。グリップパターンで手のすべりを防止し、握りやすく安全に作業ができます。ネジ式ロックで固定できるので、使う時も保管時も安全・安心して持ち運びができます。

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2-2.ハサミでダンボールを切る場合

ハサミでダンボールを切る場合のメリット・デメリットは下記の通りです。

【メリット】

  • 曲線を切りやすい
  • 細かな細工がしやすい
  • 使い方が簡単

【デメリット】

  • ダンボールの切断面がつぶれやすい
  • 直線を切りにくい
  • 途中で詰まりやすい

ハサミでまっすぐにダンボールを切る方法は下記の通りです。

1 ダンボールのスジ(中芯の波型)に合わせてハサミを入れる
ダンボールのスジに対して平行、もしくは垂直に刃を入れるとまっすぐに切りやすくなります。

2 ダンボールを押さえつける
切れ目に対して利き手側のダンボールを膝などで押さえ、反対側を持ち上げながら切り進めましょう。

3 ハサミは傾ける
ハサミを握った親指を軽く右側に傾けると、手にかかる負担を抑えられます。

4 逆方向から切る
半分まで切ったら逆方向から刃を入れましょう。きちんと罫書きに沿って切れば途中でズレる心配はありません。

ハサミにはさまざまな種類があり、それぞれ切断に適した素材が異なります。ダンボールを綺麗に切りたい場合は、工作用として販売されている頑丈なハサミを用意しましょう。

チタンコートのハサミは長期間切れ味が落ちにくく、フッ素コートのハサミはガムテープごと切っても刃がべたつきません。

 

3.ダンボールを綺麗に切るためのコツ

硬くて丈夫なダンボールを綺麗に要領よく切るためには、コツを掴むことが大切です。切り方のコツさえ理解していれば、一般的なカッターナイフやハサミでも、ダンボールを綺麗に切れます。さらにワンランク上の出来栄えを望む場合は、専門の道具を用意してもよいでしょう。

ここでは、綺麗にダンボールを切るためのコツを3つ紹介します。

 

3-1.カッターナイフの刃はこまめに折る

カッターナイフの刃はこまめに折りましょう。刃の切れ味が落ちたまま、ダンボールを力ずくで切るとけがの恐れがあります。

カッターナイフの刃は消耗品です。ダンボールのように丈夫な素材に使用すると、すぐに劣化し切れ味が落ちます。「刃先が引っかかる」「ダンボールが毛羽立つ」と感じた場合は、早めに刃を折ることが大切です。

一般的なカッターナイフには、お尻の部分に専用のパーツがついています。パーツをなくした場合は、刃が飛び散らないようにノートなどで上下から押さえつけて折りましょう。

 

3-2.大まかに切ってから細かい部分をカットする

ダンボールを小さく切りたい場合や複雑な形に切りたい場合は、罫書きの線より余裕を持たせて大きめにカットしましょう。特にハサミで切る場合は、反対方向に折れ曲がった線を一度に切り抜こうとすると、ダンボールが歪んだり途中で破れたりします。

細かなごみが出るデメリットがあるものの、少しずつ形を整えたほうが直線・曲線問わず効率的に、見た目を美しく仕上げることが可能です。

 

3-3.曲線を切る場合は専用の道具を使用する

ダンボールを曲線状に切るときには「デザインナイフ」、円状に切り出すときには「サークルカッター」など、専用の機能を持った道具を使うとより綺麗に仕上げられます。また「ダンボールカッター」の中にも、曲線のカットに適した製品が存在します。

ダンボールカッターはダンボールの大まかな切り出しから、ピンポイントのくり抜きまで対応可能です。手動タイプと電動タイプがあり、どちらも一般的なカッターよりは多少高価ですが、ダンボールを大量に加工する予定がある場合は1本用意しておくとよいでしょう。

 

4.通販サイトでダンボールを購入するなら?

ダンボールを切る理由は、ダンボールのサイズが合わなかったり工作に利用したりするなど、人によってさまざまです。

しかし、ダンボールのサイズが合わなかった場合は、自分でカットするよりも適切なサイズのダンボールを使ったほうが上手に梱包できます。工作に利用する場合も、新しく綺麗なダンボールを使ったほうが美しく仕上がるでしょう。

適切なサイズのダンボールを使う場合は、サイズ・形式・用途別に探せる通販サイト、工作用に欲しい場合は、サイズ・厚さ・表面色などを指定できる通販サイトがおすすめです。

アースダンボールでは、上記条件を全て満たせるほか特殊な形状のダンボールも作成できます。ワンポイント印刷や全面フルカラー印刷にも対応しているため、ギフト仕様や展示台仕様のダンボールも提供可能です。

ダンボール製品をお求めの人は、「アースダンボール」にぜひ一度ご相談ください。

 

まとめ

ダンボールを切る際は、正しい寸法で丁寧に罫書きすることが重要です。

カッターを使う場合は、こまめに刃を折ることで軽い力でも綺麗に切り分けやすくなります。ハサミを使う場合は、一般的なハサミよりも工作用のハサミを利用したほうがよいでしょう。

どちらのケースも、大まかな形を切り出してから細かい部分をカットすることで、形も切断面も綺麗に整えることができます。梱包用・工作用に適したダンボールを購入する際は、用途別に最適なダンボールを選択できる「アースダンボール」をご利用ください。

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