防音室をダンボールで自作する方法|遮音・吸音効果を高めたい方へ

自宅で楽器の練習・歌や発声練習をする際、騒音の心配が出てきたり、はたまた周囲の生活音が気になってしまい練習に集中できないなどの理由から、自宅にも防音室を作りたいと考える人は意外と多くいます。しかし、防音室を自宅に設置することは大掛かりな工事が必要となる上、設置の費用も高額となります。そのため、安価で自作することが可能なダンボール製の防音室を検討している人もいるのではないでしょうか。

ここでは、低コストで防音室を自作したいと検討している方に向けて、防音室をダンボールで自作する方法について解説します。また、遮音・吸音の効果を高める方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.ダンボールの防音効果について

防音室をダンボールで自作する場合、まずはダンボールの防音効果について理解しておきましょう。そもそも、防音効果を得るためには、下記2点の両方で十分な機能を果たす必要があります。

  • 遮音効果
  • 吸音効果

ここでは、ダンボールが持つ「遮音効果」と「吸音効果」の2点について解説します。

1-1.ダンボールに遮音効果は期待できない?

遮音性の高さは、遮音に使用する素材の重量に比例します。遮音性とは、音を跳ね返して反対側に音が伝わることを防ぐことを指しています。音という性質は「面密度の高い素材、つまり重い素材」であるほど、よく跳ね返る性質を持っているのです。

たとえば、「木造建築のマンション」と「鉄筋コンクリート建築のマンション」を思い浮かべてみましょう。どちらの壁も厚さが同程度の場合でも、木造建築の場合は音が響きやすく、鉄筋コンクリート建築の場合は周囲の音がさほど気にならないことが分かります。

ダンボールは木よりも軽い紙でできている素材のため、音を跳ね返す作用は期待できず、遮音効果もほとんどないといえるのです。

1-2.遮音できなくても吸音効果はある?

吸音効果をもたらす仕組みの1つに「狭い空間で音を共鳴させて空気の摩擦率を上げ、熱に変換することで音を小さくする」というものがあります。

ダンボールは、表裏のライナーといわれる厚い紙に、波型の中芯といわれる紙を挟んだ3層構造になっています。この「中芯部分」が細長い隙間を多く作り出すことで、吸音材としての効果を発揮します。

すなわち、ダンボールの材質である紙自体にも、多少の吸音効果を期待できます。ただし、ダンボール単体での吸音効果については、あまり高いとはいえません。同程度の厚さで「ダンボール」と「スポンジ」の吸音効果を比べると、スポンジのほうが吸音効果は高いのです。ダンボールを探すならアースダンボール

2.ダンボールで防音室を自作する方法(3パターン紹介)

ダンボールそのものには遮音性がほとんど期待できないものの、ある程度の吸音性には期待できます。以下のような工夫を用いることで、ダンボールで防音室を作ることが可能です。

  • 部屋の壁面にダンボールを貼り付ける
  • ダンボールを短冊状に切って貼り合わせる
  • 壁の表面にダンボールで凹凸を作る

ここでは、ダンボールで防音室を作る方法を3つ紹介します。

2-1.(1)部屋の壁面にダンボールを貼り付ける

ダンボールを用いて防音室を作る上で簡単な方法は、部屋の壁面や天井、床などにダンボールを貼り付けることです。ただし、前述したようにダンボールを1枚貼るだけでは遮音効果・吸音効果が期待できません。そのため、この方法で防音室を作る場合は、少なくとも5cm程度の厚みになるよう、重ね貼りをすることがポイントになります。

また、部屋そのものを防音室にするのではなく、室内に電話ボックスのような小さな部屋を作る方法もあります。この方法でもダンボール1枚では防音効果が期待できず耐久性も低いため、同様に5cm程度の厚みが欲しいところです。

上記のような方法であれば、部屋の天井や壁を伝って音が響くことも防げるため、菜にも施していない時より高い防音効果が期待できるでしょう。ダンボールを探す

2-2.(2)ダンボールを短冊状に切って貼り合わせる

ダンボールをそのまま平たい状態で壁にするよりも、短冊状(細長い板状)に切ったダンボールを貼り合わせて壁を作るほうが、より高い吸音効果を期待できます。

ダンボールを短冊状に切る際は、中芯のスジに対して垂直にし、断面に穴が見えるように切り出しましょう。そのまま面の部分を貼り合わせて、ダンボールを積み上げたブロックを作り、六方を囲んでボックスにすれば完成です。

吸音性や強度は高く、効果は期待できるものの、作業にはそれなりの時間と手間が発生するため、まとまった時間が確保できる人におすすめできる方法です。ダンボールを探す

2-3.(3)壁の表面にダンボールで凹凸を作る

比較的簡単にダンボールで吸音効果を高める方法として、ダンボールを蛇腹状(じゃばらじょう)に折って壁の表面に凸凹を作る方法も挙げられます。つまり、ダンボール自体で大きなダンボールの中芯(なみなみ部分)を再現する方法です。ダンボールの中芯を再現することで、吸音効果が二重に得られるため、平たいままダンボールを壁に貼るよりも高い吸音効果を期待できます。

しかしながら、ダンボールを凹凸(蛇腹状)にする方法だけでは、防音室と呼べるほどの効果は期待できません。そのため、先に壁を厚さ数cm分のダンボールで覆っておくと、さらに遮音性と吸音性を高めることができ効果的です。ダンボールを探す

3.ダンボール以外で防音効果を高める方法は?

ダンボールのみでも工夫次第で防音室を自作することができるものの、満足できる防音効果を得るためには、相当な枚数のダンボールを重ねたり、作業時間を確保しなければならない傾向にあります。

ここでは、ダンボール以外の素材を併用することで、もう少し簡単に防音効果を高める方法も紹介します。

紙製の卵パックをダンボールに重ねる

紙製の卵パックも、ダンボールと同じ仕組みで吸音効果を高めてくれます。ただし、プラスチック製の卵パックでは吸音効果が得られません。ダンボールで作った壁の内側に、紙製の卵パックの内側から全面に貼り付けましょう。

紙製の卵パックは、アースダンボールでまとめて安く購入することが可能です。詳細はこちら

カーテンをダンボールに重ねる

カーテンをはじめとした布製品も、ダンボールや卵パックと同じ仕組みで吸音効果を高めてくれます。ただし、カーテンに隙間がある状態だと防音性能は期待しにくいため、できるだけ密閉できるようにぴったりと閉じるように注意しましょう。

カーテンは、ダンボールや卵パックの上から重ねたほうが効果的です。可能であれば、防音効果が高い専用のカーテンを利用することをおすすめします。

ほかにも、ジョイントマットなどを敷けば、音や振動が伝わりにくくなるのでおすすめです。予算に余裕があれば、遮音シートやサウンドガードなどの防音材を併用することで、更なる効果を期待できます。

4.ダンボールで防音室を自作するなら「アースダンボール」がおすすめ

防音室をダンボールで自作することのメリットは、自分の好きな大きさや形、性能を持った防音室を作れることです。手間と時間をかけてお気に入りの防音室を作るのであれば、素材となるダンボールそのものにもこだわることもおすすめです。

「アースダンボール」では、多種多様なダンボール板を販売しています。ダンボール板のサイズや材質はもちろん、厚さ・色・枚数など、選択できる項目が豊富です。

また、オリジナルのダンボール製品を制作することも可能です。ロゴや絵柄をプリントできるほか、ダンボールの全面をカラフルにできるインクジェット印刷にも対応しています。特殊な形状にも対応できるため、防音室のサイズや形状に合わせてカットし、組み立てるだけの状態に仕上げてお届けすることも可能です。

小ロットからの発注も可能ですが、注文部数が多いほど1枚あたりの単価が安くなるため、まとめ買いを希望する人にもおすすめです。防音室をダンボールで自作することを考えている人は、ぜひ一度ご相談してみるのも良いでしょう。ダンボールを探すならアースダンボール

まとめ

防音室をダンボールで自作する場合、ダンボールそのものを5cm分以上重ね合わせたり、蛇腹状に折るといった工夫を重ねることで、吸音性の相乗効果を狙うことが必要です。防音室の作成に必要な手間やコストを削減したい場合には、紙製の卵パックやカーテンなど、ダンボール以外の素材と併用することで高い防音効果を持たせることが期待できます。

自分好みの仕様で防音室を安く作る方法として、素材として加工しやすいダンボールは優秀なアイテムです。防音室を自作するためのダンボールを購入したい方は、さまざまなダンボール板を選ぶことのできる「アースダンボール」をご参考ください。

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