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ダンボールをバーベキューに活用する方法4つ|ピザ窯や燻製器DIYも

ダンボールといえば荷物の梱包用であり、運搬用として利用することがほとんど、という人が多いでしょう。しかし、保温性・密閉性に優れ、丈夫で湿気にも強いダンボールは、梱包・運搬以外にもさまざまな用途で利用できます。キャンプやバーベキューなどのアウトドアにおいても例外ではなく、食材の運搬以外に燃料や調理に利用することが可能です。

そこで今回は、バーベキューを行う際に食材の運搬以外でダンボールを活用する4つの方法を紹介します。時間も手間もかからず、自宅でもできる活用術を紹介するため、ぜひ参考にしてください。

 

1.ダンボールはバーベキューに大活躍!活用テクニック4つ

大量の食材などを持って行くことが多いバーベキューでは、運搬用の道具としてダンボールを活用する人も多いでしょう。しかし、ダンボールは運搬用以外にも下記の用途で利用することが可能です。

  • 燃料にする
  • スモーカーを作る
  • ピザ窯を作る
  • ゴミ箱・食材置き場に利用する

ここでは、ダンボールをバーベキューで活用するテクニックを4つ紹介します。

 

1-1.燃料にする

紙でできているダンボールは燃えやすく火持ちもよいため、バーベキューの際に着火剤や燃料として使うことが可能です。不要となったダンボールを処理する手間も省けます。

ダンボールを燃料として活用するために必要なもの、および手順は以下のとおりです。

▼必要なもの

  • ダンボール
  • カッター

▼ダンボールを着火剤として利用する手順

(1)ダンボールを約5cm幅で細長に切る
指先から第2関節あたりまでの長さが目安となります。ダンボールを切るときは、フルート(ダンボールの波型部分)に対して垂直に刃を入れましょう。
(2)ダンボールを端から丸め、筒状にする
ダンボールをフルートに沿ってクルクルと丸め、継ぎ足しながら必要な太さ・個数を巻きます。分厚くて丸めにくいときは、両面のライナーを剥ぎ取りましょう。空気が通りやすいよう、多少緩めに巻くことがポイントです。
(3)断面を上にして立てた筒の上に炭や薪を置き、ダンボールに火を付ける
そのままで燃えにくい場合は、筒の下に細かく千切ったダンボールを敷いて着火しましょう。ダンボールのライナーを剥ぎ取ってくしゃくしゃにすると燃えやすくなります。

ダンボールの厚さや巻き具合によって多少差があるものの、指の長さと同じ幅の筒1本で約10分間燃やすことが可能です。市販のウッドストーブと併用すれば、そのまま燃料としてお湯を沸かすこともできます。

 

1-2.スモーカーを作る

程よい通気性と密閉性を作り出せるダンボールは、スモーカーを作ることにも向いた素材です。折りたためばかさ張らずに持ち運べ、不要となれば千切って熱源に使うこともできます。

ダンボールでスモーカーを作るために必要なもの、手順は以下のとおりです。

▼必要なもの

  • ダンボール(深さがあるもの)
  • 焼き網
  • 竹串などの棒、3本以上(ダンボールの幅+数cm程度)
  • ガムテープ
  • カッター(錐でも可)

▼スモーカーの作り方

(1)ダンボールの両側面に対称となるよう穴を3カ所ずつ開ける
ダンボールの両側面に、食材を乗せる焼き網を支える棒を渡す穴を開けます。作りたい燻製の種類によって熱源との距離を調整しましょう。
(2)両側面の穴に棒を通す
ダンボールの穴に棒を通し、網を乗せて安定性を確かめます。ガムテープで棒を挟むようにしてダンボールと接着し、固定しましょう。穴をふさぐことで煙が逃げにくくなります。

スモーカーは、火を付けたスモークウッドの上からそのまま被せて利用します。ソーセージやチーズなど、好みの食材をセットし燻製料理を作りましょう。

上フタ部分はテープで軽く押さえます。ダンボールのスモーカーは本体が軽量で風に煽られやすいため、下フタ部分に重石を乗せて固定することが大切です。

 

1-3.ピザ窯を作る

ダンボールにアルミホイルを貼り付けて反射熱を発生させ、ピザ窯として利用することも可能です。1時間ほどで簡単に作れる上、本格ピザ以外にもさまざまなオーブン料理に流用できます。

ダンボールでピザ窯を作るために必要なもの、手順は以下のとおりです。

▼必要なもの

  • ダンボール(ピザのサイズに合わせる)
  • アルミホイル
  • 焼き網
  • 350mlの空き缶(アルミ)×4本
  • 重石(燃えないもの)
  • アルミバット(アルミ皿でも可)
  • アルミテープ
  • 接着剤
  • カッター

▼ピザ窯の作り方

(1)ダンボールを組み立てる
ダンボールを箱型に組み立て、しっかりとフタを閉じてテープで留めます。
(2)ダンボールの側面を切って扉を作る
ダンボールの側面(面積の広い方)の下と左右の3辺に切り込みを入れ、扉を作りましょう。
(3)ダンボールの内側にアルミホイルを貼り付ける
接着剤をダンボールに塗り、アルミホイルを隙間なく貼り付けます。破れがあると着火する可能性があるため、丁寧に行うことが重要です。2枚、3枚重ねて貼ってもかまいません。
(4)ダンボールの隅や角の部分をアルミテープで補強する
アルミホイルに隙間があると熱が漏れたり着火したりするため、しっかりとふさぐことが大切です。貼り損じた場合は無理に剥がさず、上から貼り直して修正しましょう。
(5)アルミ缶に重石を入れて焼き網の支柱にする
重石(水でも可)を入れたアルミ缶を支柱にして、焼き網を渡します。
(6)アルミバットにアルミホイルを巻く
炭を入れるアルミバットに、アルミホイルを巻いて補強します。
(7)アウトドアオーブンの完成
下段に熱した炭、上段にピザ生地を乗せフタを閉めれば、後は待つだけです。

余熱してからピザ生地を入れれば、10~20分程度で焼き上がります。使用中は高温となるためやけどに注意し、燃えやすいものを周囲に置かないことが大切です。

 

1-4.ゴミ箱・食材置き場に利用する

ダンボールは、箱のまま食材置き場やゴミ箱に利用しても便利です。

屋外で行われるバーベキューでは、安心して食材を置ける場所があまりありません。テーブルの上は食器で埋まってしまうことが多く、袋では安定性の悪さや取り出しにくさが気になります。ダンボールであれば、そのまま地面に置いても汚れたり濡れたりする心配がなく、食材の持ち運びや取り出しも容易です。

また、バーベキューで出たゴミをその辺に置いておくと、虫などが寄ってくるケースがあります。しかし、ゴミをダンボールに入れておけば、虫を防げる上に風が吹いてもゴミが散らばりません。燃やせるゴミだけであれば、そのまま封をして可燃ゴミとして出すこともでき、後片付けも簡単です。

 

2.ダンボールをバーベキューに利用する際は「新品」がおすすめ

ダンボールをバーベキューに利用する場合は、新品を用意しましょう。

バーベキューを行う際はスーパーなどで大量の食材を購入するため、その場で貰えるダンボールに入れて持って帰る場合があります。短時間の運搬であれば中古のダンボールで問題ないものの、何日か置いておいたり調理器具として利用したりする場合は注意が必要です。

中古のダンボールは、どのような経路を辿ってきたかわからないアイテムです。運搬用のダンボールは中の商品が無事であれば十分なため、地面に直接置くことや湿気の多い倉庫に長期間保存されるケースが珍しくありません。

また、保温性・保湿性に優れたダンボールは虫にとっても快適な住環境となるため、配送中に害虫が棲み付いたり卵を産んだりしているケースがあります。害虫がダンボールから車などに移動する場合もあるため、中古のダンボールは早々に処分したほうが無難です。

バーベキューで使用する際も、燃料として使う場合はともかく、食材に関連した用途で使う場合は新品を使ったほうが衛生的です。どれほど綺麗な見た目でも、見えない汚れや虫が付着している場合があるため、火を使う用途でも新品を用意することをおすすめします。

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まとめ

ダンボールはバーベキューの食材を運搬する以外にも、さまざまな用途に利用することが可能です。燃えやすさと火持ちのよさを利用して燃料とすればゴミを減らすことができ、保温性や密閉性を利用してスモーカーやピザ窯を作れば料理の幅が広がります。

ただし、中古のダンボールは運搬される経路で、見えない汚れや害虫が付着している場合があるため、十分な注意が必要です。燃料としてではなく食材に関連した用途でダンボールを利用する場合は、衛生面を考慮してできるだけ新品を用意しましょう。

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