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什器とは?店舗で使用する什器(展示台)を選ぶときのポイントも
什器は、日常生活に関する道具のことを本来的には意味します。ただ、実際にはより限定的な意味で用いられ、家具や備品などを指す場合があります。店舗什器という言葉がありますが、これは商品の展示用に設置している展示台のことです。
この記事では、什器とはどのようなものであるのかについて、分かりやすく解説します。また、店舗什器・展示台の具体例や、店舗に設置する展示台を選ぶ際のポイントについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.什器とは?
什器(じゅうき)とは、本来日常的に使用する家具や道具、食器などを意味します。しかし、店舗やオフィスなどに設置される業務用道具や備品を指す用語として使われるのが一般的です。店舗では「店舗什器」や「店舗家具」として、商品陳列棚やショーケースなどを指します。オフィスでは「オフィス什器」や「オフィス家具」として、オフィス用品や家具を意味する言葉です。
販売促進の分野では、「販促什器」という言葉も使われます。販促什器は、特定の商品の魅力をより引き立てられるように設計された設備です。「店舗ディスプレイ」「店頭ディスプレイ」「展示台」と呼ばれることもあります。販促什器の選び方は商品の売れ行きに大きく影響するので、店舗運営において重要です。
1-1.販促什器(展示台)の種類
販促什器(展示台)にはさまざまな種類がありますが、特に代表的なのが以下の3つです。
カウンター什器 |
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カウンター什器は、店舗の商品棚やレジ横などに設置されることの多い、販促什器の定番です。商品を見栄えよく整然と展示できます。自立する上に組み立てやすく、商品の特徴を訴求する看板を取り付けられるなど、パーツのアレンジが容易かつ豊富な汎用性の高い什器です。 |
吊り下げ什器 |
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吊り下げ什器は、狭い売場でも展開しやすい什器です。掛ける場所さえあれば設置可能で、ドラッグストアのエンド棚などでよく見られます。 |
フロア什器 |
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フロア什器は、床に直置きできる大型の什器です。売場や商品に合わせて企画・制作すると、顧客へ商品の世界観を強くアピールできます。展示台と呼ばれる場合は、主にフロア什器を指すのが一般的です。バラエティショップやドラッグストアでの導入が増えています。 |
什器を選ぶ際にはそれぞれの特徴を理解し、店舗のニーズに合わせて選ぶことが大切です。店舗ディスプレイについてさらに詳しく知りたい方は、下記のリンク先もご参考ください。
2.【設置場所別】什器の具体例
適切な什器の選び方は、設置場所によって大きく変わります。空間の活用と機能性を高めるためにも、環境や目的に合わせて什器を選びましょう。ここでは、小売店・飲食店・オフィス、それぞれのビジネスシーン別に最適な什器の例を紹介します。
2-1.小売店
小売店では、商品の陳列台として必需品の販促什器以外にも、顧客の利便性を高めるためにさまざまな什器が必要となります。下記は、小売店で採用されることの多い什器例です。
- 試着室
- スタンドミラー
- ハンガーラック
- 包装台
- レジ台
- キャッシャーカウンター
- カートゲート
- サッカー台
- ワゴン・台車
試着室やスタンドミラーはアパレル店で顧客が衣料品を試すのに役立ちます。またレジ台やキャッシャーカウンターは、精算や問い合わせのために欠かせません。サッカー台は買い物袋への詰め替え作業に、包装台は商品を包装する場所として使われます。カートゲートはショッピングカートの整理、ワゴンや台車は重い商品の運搬に便利です。
2-2.飲食店
飲食店に必要な什器は、接客用什器と厨房設備の2種類に大別されます。下記は、飲食店で採用されることの多い什器例です。
- カウンターテーブル
- テーブル・椅子
- 食器類
- 厨房機器
- 冷蔵ショーケース
- 冷蔵ケース
- コールドテーブル
- 食器棚
- 二槽シンク
接客用の什器は来店客の快適な飲食体験を、厨房設備は効率的な料理提供を支えます。カウンターテーブルやテーブル・椅子、食器類は来店客が飲食するための基本的な什器です。調理台や熱機器といった厨房機器も必須です。冷蔵庫や冷凍庫などの冷蔵ケースも、飲食店には欠かせません。冷蔵庫の天板を作業に使えるコールドテーブルは、限られた空間を有効利用できます。食器棚や二槽シンクなどもあるとよいでしょう。
2-3.オフィス
オフィス業務の快適な環境を整えて作業効率を高めるために、会社ではさまざまな什器を必要とします。下記は、オフィスで採用されることの多い什器例です。
- オフィスデスク
- オフィスチェア
- キャビネット
- ワゴン
- 書棚
- 長机
- ホワイトボード
- パーテーション
- 金庫
- 応接セット
オフィスデスクとオフィスチェアは、作業空間の基本です。PC作業に適した広さと機能性が求められます。キャビネットやワゴンは書類の整理・収納に便利です。書棚や長机、ホワイトボード、パーテーションは、資料の整理・会議スペースなどで使われます。金庫は大切な書類や現金の保管に不可欠です。来客が予想される場合は、応接セットもあるとよいでしょう。
3.店舗で使用する什器(展示台)を選ぶ場合のポイント
店舗で使用する什器や展示台を選ぶ際は、目的と安全性の観点が大切です。目的に合った什器は商品を魅力的に見せ、安全な什器は来店客やスタッフの安心につながります。
まずは、何のために什器を設置するかを考えなければなりません。店舗のコンセプトや販売する商品に合ったデザインや形状の什器を選ばなければ、ちぐはぐな印象を与える可能性があります。また、什器が商品より目立ちすぎないよう、バランスを取るのも大切です。
安全性に関しては、什器が商品の重量を支えられるか、転倒や商品の落下を防ぐ機能が備わっているかの確認も必須です。特に、高級品や重い商品を扱う場合は、安定性と耐久性を入念に確認しましょう。
什器選びにおいては、使いやすさも重要なポイントです。スタッフが日々快適に使えるよう、機能性と実用性を備えた什器の選択が求められます。たとえば、季節やセールによってレイアウトを変更する予定がある場合、移動しやすいキャスター付きの什器が便利です。レイアウト変更の際に作業効率が上がり、事故の危険性も減らせます。防犯対策が必要な場合は、鍵の取り付けが可能な什器を選ぶとよいでしょう。
4.人気の高いダンボール製の販促什器(展示台)
ダンボール製の販促什器は、その軽さと設置の手軽さで人気です。アースダンボールでは、さまざまな種類のダンボール什器を取り扱っています。
以下の2つは、シンプルな構造で組み立てやすく、オリジナルデザインへの変更も可能なおすすめ什器です。
おすすめ商品
◆ダンボール什器(レンガ)
ナチュラルなレンガデザインが印象的なこの什器は、お菓子や飲料水、化粧品など幅広い商品展示に適しています。サイズは362×362×650(深さ)mm、重量は1256gです。
◆ダンボール什器(木目)
木目デザインが特徴のダンボール什器です。サイズと重量はレンガタイプと同じで、食品から日用品までさまざまな商品の展示にフィットします。
他の製作事例としては、アルカリイオン水のフルカラーディスプレイがあります。健康美を表現する色彩豊かなデザインは、インク出力の細かな調整で実現しました。下部を重く設計することで、安定性も十分です。また、メガネ用の箱がそのままディスプレイに変身する、携帯性と商品ディスプレイ機能を併せ持った製品の製作事例などもあります。
◆販促什器・展示台の製作事例:アルカリイオン水フルカラーディスプレイ
◆販促什器・展示台の製作事例:【メガネ用】箱がそのまま陳列ディスプレイ
アースダンボールでは、顧客のニーズに応じたデザインや機能を持つダンボール什器や展示台のオーダーメイドに対応しています。オリジナル什器に興味がある方は、下記のリンク先もご覧ください。
まとめ
商品を展示するために店舗に設置される販促什器には、カウンター什器・吊り下げ什器・フロア什器など、さまざまな種類があります。販促什器は展示台と呼ばれることがありますが、その場合はフロア什器を指すことが一般的です。
ダンボール専門サイトのアースダンボールでは、ダンボール製の販促什器・展示台を販売しております。店舗に彩り豊かで、顧客の購買意欲を掻き立てられる展示台をお探しの方は、ぜひアースダンボールにお問い合わせください。